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残業したくねぇ!

はるやまのノー残業手当って結局得なのか損なのか

紳士服のはるやまさんがノー残業手当なる制度を始めるそうで。
とにかく残業したくない、働きたくない僕にはもう羨ましい限りなわけですが、
これ、実際僕だったらどうかなってちょっとだけ考えてみました。

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ノー残業手当

紳士服のはるやまさんが4月から「ノー残業手当」なるものを支給するとのこと。
これ、月間の残業がゼロなら月額15,000円の手当を支給するぞい!ってことらしい。

月の残業がゼロ、つまり規定の時間内でビシっと自分の仕事を終えることができる、時間当たりの生産性の高い社員には手当を出すぞ!ってことのようです。

最近とんでもない残業が常態的に発生する会社とか問題になったりもしますし、
「残業は能率の悪い奴の言い訳にすぎない」なんて言ったりすることもあります。

いや、素晴らしい。

考えてみてください。残業のない世界を。
「あー前から約束してたのにゴメン。残業で今日行けないんだよ。この埋め合わせは必ずするから!」なんてことも無くなるわけですよ。

日本国憲法第25条によると、すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があるわけです。
最低限度はさておき健康で文化的な生活を営むには残業は敵。敵以外の何者でもない!

というわけではるやまさんは残業を無くすために「残業をしない社員が得をする制度を発案した」と言っているそうです。

いや、まったく素晴らしい!

 

残業しないと得をする

この制度が施行されても残業代はフルに支給されるとのことで、例えば実際に残業して、その手当が14,800円だったとしたら、ノー残業手当である15,000円との差額はちゃんと支給されるとのことです。この例だと200円。

これじゃあ残業するだけ損って感じちゃうから、確かに極力残業しないようにすると思います。

これ、「残業しない社員が得する制度」というよりも「残業した社員が損する制度」ってことになりませんかね?
残業する必要がある状態でも意地でも残業しないで帰るぞ!的な。

確かに能率が悪くて残業してしまう社員は困りものではありますが、自分の意思とは無関係に業務上やむを得ず残業せざるを得ない場合、なんかすごく損した感じになる気がします。特に僕みたいな心の狭い人間なら。

そもそも全社員に一律でノー残業手当を支給するって結果的にただの昇給みたいなもんじゃないですかね?
もらえて当たり前、残業して働いたら損、みたいな。

なんか・・・どうなんだろ?

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まとめ

そもそも残業代の単価も人によって違うでしょうし、一律15,000円じゃあどうなんでしょうかね?

なーんて、ここまで読んでくださった皆様、そんなのおまえがただ羨ましがってるだけじゃねーの?僻んでんじゃねーよ!
なんて思っているかもしれませんが、

まったくそのとおりです。羨ましいです。僻んでます。

だって、僕の会社では個人の能率とはまったく関係なくどうしようもないまったく避けようのない残業が季節によって発生しちゃうんですよ。だから残業は絶対無くならない。ノー残業手当制度もありえない。
まぁ人をめちゃくちゃ増やせば残業を無くすこともできるかもしれませんが、ちょっと現実的じゃないですし。

あー残業したくない(結論)。

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