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山という字がわからなくなった

photo credit: byb64 Dans la lumière du soir, Pic du Midi d'Ossau (2889 m) en majesté, Laruns, Béarn, Pyrénées Atlantiques, Aquitaine. via photopin (license)

山という字がわからなくなってきた

「山」って漢字ありますよね?山、読めますよね?そもそもこのブログを読めている人ならだれでも読めるし書けると思います。
そんな基本的な漢字である「山」がわからなくなってきたんですけど(笑)。

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漢字の山
「山」です。ちょっとスマホで書いてみました。極めて基本的な漢字です。小学校1年生で習います。山とか川とかもうほんとに最初に習う漢字です。いや、そんなことはどうでもいいんです。そんな簡単な漢字のハズなのに、僕にはもう山という漢字がわからなくなってきたんです・・・。

山川さん(仮名)

僕の職場に二十代の女の子がいます。名前は山ナントカさん。名字の一文字目が山です。めんどくさいのでとりあえず山川さん(仮名)ってことにします。

山川さんですから、「山」って漢字はもうめちゃくちゃ書いてきているハズなんですよ。なんたって自分の名前書く度に書きますから。
小学1年生で習う漢字ですが、入学前から自分の名前ってことで親に教えてもらってたかもしれません。それからずーっともう山、山、山って書きまくってるハズなんですよ。
こと「山」って漢字に関してはもうプロフェッショナル。僕なんか足元にも及ばない。

そんな「山」のプロ、山川さんの書く「山」って字はこんなん。
むしろ谷

ん?

そもそも「山」って漢字は山がこんな感じだから
山の絵
こうなったんじゃないの?
山の漢字
ねぇ。そうだよね。
これも山なのか?
いや、確かにこれも山だとは思うが・・・。
むしろ「谷」ってイメージ。山の逆って感じで。

まぁ確かに、例えば山がこんな感じで連なってたとして、
連なる山
こうしたか
正解の山
こうしたかだけの違いって言えばそうかも知れないけど。
不正解の山
でもね、「山」って漢字が「山」である最大の特徴は、真ん中の縦棒が両サイドの縦棒より長いことじゃないの?
その縦棒の長さこそが「山」という漢字のアイデンティティといっても過言ではない。山の個性は真ん中の縦棒が長いこと。僕はそう信じてました。
それを無視した「山」はそれはもう「山」じゃない!断じて違う!

そう言ったら彼女なんて言ったと思います?

「真ん中の縦棒ちょっと長く書いても「山」って読めますよね?」
真ん中の縦棒が長い山

いや、そりゃ読めることは読める。

「じゃあちょっと短く書いても「山」って読めますよね?」
むしろ谷
いや、これはちょっと・・・

「「山」の縦棒の長さに決まりなんてあるんですか?」

決まり?決まりって言われるとあるのかないのかわかんないけど・・・。

「じゃあこれでいいはずです!ずーっとこう書いてますし。むしろ何がおかしいのかわかりません。そんなこと言われたことないし。」

いい・・のか?
これも「山」なのか?
てか何も言われたことないのか?!

「山」の字のプロにそう言われたらもうわからんちん。

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-雑談