家を掃除してたら大学の学位記が出てきました。保管っぷりが適当でただクリアファイルに入ってただけでしたが。
そこでふと思ったんですが、大学出て就職する時に卒業証書か卒業証明書のコピーを提出するように言われて卒業証明書を発行してもらうのがめんどくさくて学位記のコピーを提出したんですよ。だって卒業証書ってもらってないですから、多分。ところで卒業証書と学位記の違いはなんなんでしょ?
卒業証書とは?
簡単に言うと小学校、中学校、高校、大学、専門学校とかでその学校の全課程を修了したと認めた証として学校長が授与する証書。
もちろん僕も小学校、中学校、高校の卒業証書はあるんですよ。でも大学のが無い。結構昔の話なのでもらったかどうかの記憶も定かではない。失くしたのか?とちょっと不安になってみたり。
大学院では「卒業」とは言わずに「修了」と言うそうで、「卒業証書」の授与はなく「学位記」が授与されるとのこと。
でも僕は大学院には行ってない。
そこでちょっとWikipediaさんを見てみると、
大学(短期大学を除く)では、学部(学部以外の教育研究上の基本となる組織を含む)の課程を卒業した場合は、卒業証書、および、学士の学位記が授与される。
引用元: 卒業証書 - Wikipedia.
卒業証書、および、学士の学位記が授与されると。
「および」でしょ?「または」じゃないんでしょ?「および」って並列だよね?ということは両方授与されるってこと?やっぱり失くした?
疑問符だらけですがとりあえず置いておいて学位記のついても調べてみることに。
学位記とは?
学位記とは大学等が学位を授与したことを証明するための証書。
というかそもそも学位とはなんぞや?
学位とは?
学位とは大学等において一定の教育課程を修了した者に対して授与される栄誉称号のこと。
例えば大学院の博士課程まで修了すれば「博士」、
大学院の修士課程までなら「修士」、
大学の学部卒なら「学士」といったようなものです。
つまり「学士」は大学での教育課程を修了した者に与えられる称号ということ。
簡単に言うと「学位」=「称号」。
卒業証書と学位記の違いは?
違いは文字通り卒業を証明する証書か学位を証明する証書かということ。僕は卒業したし学位も与えられたハズ。じゃあ卒業証書も学位記も両方もらった?ということはやっぱり卒業証書失くしたの?!
と思いましたが、そんなことはありません。失くしてないです。
やっぱりもらってないんです、卒業証書。
どうやら1991年に改正学校教育法、改正学位規則によってそれまで大学を卒業した者に与えられていたものが「学士の称号」だったものが「学士の学位」と「称号」から「学位」と変更されたようです。まあ「学位」=「称号」ですから特に問題無いかと。で、その時に「卒業証書」から「学位記」に変わったそうです。
いや、いまさらですが初めて知りました。なんの疑問も無く学位記もらってました。当時は「卒業証書は?」なんて疑問も特に沸かなかったような気がします。適当な大学生活を送ってた証拠かもしれませんが。根が適当なもんで。適当万歳。
あとがき
いや、調べて納得しました。僕が適当すぎて何も考えずにいただけです。とはいえ僕の他にも「そういえば卒業証書もらってねーぞ!」って人いるんじゃないですかね。なんなら大学に「卒業証書忘れてるんじゃねーのかコラ!」なんてクレームつけた人とかもいるのでは?・・・いないですね。もしかしたら一緒に卒業した同期の仲間たちで知らないの僕だけだったりして。そうだったら恥ずかしいから仲間たちには聞かないでおくことにしますよ。