過去3回に渡る「初めての胃カメラ」シリーズ。前回で終了のつもりだったんですが、やっぱり結果も書かないとね。ということで運命の検査の結果出ちゃいました。
生検結果。
まぁタイトルでわかっちゃいますが、ポリープは「胃底腺ポリープ」というやつでした。
実は初めての胃カメラの前にいろんなサイト見て予習してたんですが、実際胃カメラを鼻にぶっ刺されながらモニターガン見してたときの僕の素人診断と同じ結果でした。予想通り。
で、ピロリ菌は陰性。つまり僕の胃にはピロリン様はいらっしゃらないと。うん、これも予想通り。
もう平和な結果でなによりなわけなんですが。
胃底腺ポリープ
「胃底腺ポリープ」ってのは僕の予習によるとなんかニキビみたいなやつで色も周りの胃と同じようなカンジです。でした。
胃底腺ポリープの画像はこちらから(google画像検索結果です)
こんなカンジでプニプニと多数いらっしゃいました。僕は6,7個だったと思います。目見当ですけど。
30~40代の女性に多いそうで。僕の胃は女性のような胃ということですね。なんかキレイっぽくていい感じですな。
これ、発生原因はよくわからないようです。ただ癌に変化する可能性は低いと。というかこの胃底腺ポリープがあることで特にどうということもないとのことで、経過観察すら基本的には不要らしいです。それどころか「幸せポリープ」なんて言われてるようで。
幸せポリープ
いったい何が幸せかって言うと、この胃底腺ポリープがある人はガンとか胃潰瘍とかになりにくいそうで。なので幸せポリープ。ラッキーポリープってことらしいです。
でもね、結局はポリープなわけで、健康診断とかでバリウム飲んで胃のレントゲン撮ると毎回写っちゃうわけで。で、レントゲンではポリープの種類の判断がつかないので毎回要精密検査っていう結果になると。
どこが幸せなんじゃい!
でもガンとか胃潰瘍になりにくいってのはちょっと安心。
ピロリ菌
そしてついでのように検査されたピロリ菌も陰性でした。
もともと胃底腺ポリープのある人にはピロリ菌がいる可能性が低いってことは予習の段階で知っていたので、この結果は予想通りでした。
まぁ結果としては胃の症状としては特に心配するようなことは無いとのこと。ですが、胸のムカムカやゲップはまだ止まってないわけで。非びらん性胃食道逆流症は継続中。
炎症が無いってのがなんともスッキリしないんですよね。なんか仮病とか気のせいとかっぽくて。いや実際苦しいんですけどね。
むしろガーッと炎症が見つかって薬飲んでスッキリ治ったぁ!っていうほうが気持ちいいのに・・・。
ピロリ菌の検査
これまた予習の結果なんですが、ピロリ菌の検査が保険適用になるには最低でも慢性胃炎の症状が胃カメラで確認されないとダメだそうです。つまり保険適用でピロリ菌の検査をするには胃カメラが必須。ピロリ菌の検査自体は胃カメラを飲まない方法もあるようですが保険適用にならずに実費ということになるそうです。
そこで今回僕は胃カメラを飲んだわけですが、これはピロリ菌の検査のためというわけではなくあくまで胃と食道の検査のためです。が、先生がピロリ菌も気になるのでと検査前からおっしゃってましたのでピロリ菌の検査も一緒にするつもりだったと思われます。
胃カメラを飲んだ結果、僕の胃には炎症はありませんでした。ということはこのままピロリ菌の検査をしてしまうと保険適用にはならないのでは?これでピロリ菌の検査されちゃったらどんだけお金がかかるんだ?と僕は鼻から胃カメラをぶち込まれた状態でちょっとビビってました。
と思ってたら僕の目で見て胃底腺ポリープのようなものをプチッとカメラから出てきた鉗子で切り取られました。
ん?胃底腺ポリープって検査する必要あるのか?
後から考えるとポリープの検査と一緒ならピロリ菌検査も保険でできるからむしろピロリ菌のために切ったのでは?とも思いました。ですがもしそうなら胃底腺ポリープのある胃には基本的にピロリ菌はいないそうなので無理してピロリ菌の検査をする必要もなかったのでは?と。炎症も無いですしね。
なんかよくわからん。
まぁ僕の素人判断で胃底腺ポリープだと思いましたが、見た目だけじゃなくて生検に出してみないとわからない状態だったんでしょう。きっと。そう思うことにします。
ちなみにポリープ切って生検に出した時点で検査料約4,000円UPだったわけですが、まぁ安心料ということで。
あとがき
薬はプロトンポンプ阻害薬っていう胃酸を抑える薬を4週間分もらってきたので、とりあえずはそれ飲んで様子見ってことになりました。
ところでカフェインには胃酸を出す作用があるらしいんですが、僕は結構なコーヒージャンキー。
酒とかは余裕で我慢できるんですが、コーヒーを我慢するのがキツい!といいながらコーヒーを飲みながらこの記事を書いてる時点で治す気あるのかと。ダメ人間ですな。まったく。