さて前回の記事の続きです。簡単にまとめますと逆流性食道炎っぽい症状で病院行って薬飲んでも治らずついに諦めて胃カメラでの検査となったと。初めての胃カメラです。鼻から入れるやつです。できればこちらの前回の記事から読んでいただけると嬉しいです。
今回は胃カメラが不安!って人のための胃カメラ体験記的なものを書いてみました。
初の胃カメラ体験!
まずは準備
前日の夜8:00以降食事はダメと言われてたわけなんですが、前夜かなり早く寝ちゃったことと、当日も胃カメラの予約時間が10:30にもかかわらず9:45まで爆睡していたため特に空腹を感じる間も無く病院に到着。
予約しているだけにサクッと胃カメラ様がいらっしゃる部屋にお呼ばれいたしました。
あ、ちなみに病院は街中にある普通の個人病院です。内科・胃腸科。
まずベッドに横になり血圧を測られた後によだれ防止の紙エプロンみたいなものを装着。その後ベッドから起き上がり紙コップに入った液体を飲む。胃の泡を消す薬だそうです。なんとなく爽やかな味に感じました。よく覚えてないけど。
そして鼻炎のときの点鼻スプレーみたいなのを両方の鼻の穴に3回づつ。
鼻の血管を収縮させる薬だとか言ってたと思いますが、特に何も感じませんでした。
その後またベッドに横になり、右の鼻の穴に注射器みたいなものでゼリー状のものを入れらます。ズルッと吸い込めとのことで、のどのほうまでくるとちょっと苦いです。麻酔だそうで鼻の穴の感触が鈍くなってきます。歯医者さんの時の麻酔みたいな感じ。でも歯医者さんの時ほど何も感じなくなるってわけでもなかったです。のどまできたら飲み込んで下さいとのことでゴクッと飲み込む。このゼリーは5,6回に分けて入れられました。入れて、吸い込んで、ゴクッ。その繰り返し。最後は吸い込まずに鼻にちょっとためておいてからのどに垂れてくるの待って下さいとも言われました。これでのどにも麻酔がかかります。
ちなみになぜ右の鼻の穴だったのかは不明です。ここまでの処置はすべて看護師さんがしてくれたのですが、遠くから先生が「右ねー!」って言ったのは聞こえました。前日に両方の鼻の穴を先生に見られたんですが、その時に決められたのかもしれません。
そして今度はチューブみたいな棒みたいなものを鼻に突っ込まれました。これも麻酔でそうで。奥までぶっすりと刺されましたが特に痛くもありませんでした。痛いというほどではない違和感はもちろんありますがその程度です。麻酔のおかげなんでしょう。そりゃ麻酔がなかったらリアル鼻鉛筆ですし。
しばらく放置された後、ついに先生登場。もう逃げられない!と言いたいところですが、この段階ではもう好奇心が勝ってたのでモニターをガン見してました。早く入れろと。
胃カメラ開始!
そしてついに胃カメラ開始。「それでは始めます」の声と共に敵は躊躇なく鼻にカメラをぶっ刺してきました。
一瞬で鼻毛の森を抜けてのどのあたりまで。鼻の奥を通るときにちょっと痛い気もしましたが、まぁ気もしたっていう程度です。のどのあたりでも特にオエッとなったりもしません。ネットでは鼻からの胃カメラでもオエッとなる人はいるようなので人それぞれなんでしょうが。
のどを通るときに先生に「ゴクッと飲み込んで」と言われたとおり飲み込みましたが違和感こそあるものの特に苦痛というほどでもなし。
食道をいろいろ見ながら胃に向かいます。僕は症状的に逆流性食道炎を思ってモニターを見てるわけですが、意外とキレイという印象。炎症的なものは僕の目には見当たらない。ま、素人がみてもわかんないですけど。
胃にポリープが!
胃の中をあちらこちらカメラが捉えるわけですが、なんかポチッとしたものが5,6個見当たりました。これが噂のポリープってやつかーとか思いながら見てました。
この段階で先生が看護師さんに「生検は・・・いいでしょう。」と言ったのが聞こえたんです。確かに。
生検はいい→生検は必要ないってことでしょうからその言葉でポリープも良性のものなんだなと一安心。
そして生検が無しということは4000円で終わりということかとさらに安心。
前回の記事にも書きましたが生検無しで4,000円、生検有りだと8,000円から12,000円と聞かされてましたので。
その後もチラホラいろんなところを見てさあ終了と思いきや・・・胃カメラから鉗子みたいなのがニョキっと出てきて
ポリープ切り取られましたぁぁぁ!
その瞬間4000円が8000円にUPしたわけで。軽いショックを受けました。
生検は無しじゃなかったのか?とも思ったけどそういえばピロリ菌のことすっかり忘れてましたけどどうなったんだ?
その後はシュルシュルと胃カメラを抜いて終了。もちろん不快感はそれなりにありましたが苦痛と言うような苦痛もなく終了しました。
後は胃カメラで撮った写真を見ての先生のお話と問題のお会計・・・。
あとがき
ところで胃カメラについてネットで調べてから胃カメラとの戦いに挑んだわけですが、みなさん「つばは飲み込むな」と書かれているんですよ。実際先生にもつばを飲み込むとむせたりオエーッとなんたりするので、飲み込まずに垂れ流して下さいと言われました。
まぁつばがどうこうよりのどのあたりの違和感でゴクッとしたくなるんですよ、どうしても。
最初は言われたとおり我慢してなんですが、胃カメラがのどを通過するときの飲み込んだ時平気だったんで、その感じからしてオエーッとくる気がまったくしなかったんですよね。だからこっそり飲み込んでみましたがやっぱり平気でした。なのでつばも垂れ流してないので終了後もキレイなもんでした。
次回実際かかった費用についても書いてみたいとおもいます。
第1回:逆流性食道炎?飲みたくないのに初めての胃カメラに至った経緯
第3回:鼻から胃カメラやってきましたが費用・料金はこれくらいでした!
最終回:胃底腺ポリープは幸せポリープ!ピロリ菌との関係は?