

みなさん手洗いナメてませんか?よく風邪やインフルエンザ等の感染症の予防にはまずは手洗いなんていいますよね?それは僕も知ってます。知ってますが、はっきりいってナメてました。だって指しゃぶったり手を舐めたりするわけじゃないからね。手から口にウイルスとか入ってこないでしょ?なんて思ってたんです。でもね、みなさんちゃんと手を洗いましようっていうお話です。
風邪やインフルエンザの原因は?
そもそも風邪という病名はありません。くしゃみとか鼻水とか咳とか発熱とか、そういった症状の病気を総じて「風邪」と言ってるだけです。鼻や喉などの急性炎症の総称です。「かぜ症候群」とも言います。
このいわゆる「風邪」、原因は何なのかと言うと細菌が原因の場合もありますがほとんどがウイルスです。ウイルスが粘膜に感染して炎症を起こします。ウイルスの種類は200種類以上もあり、冬にはコロナウィルスというやつが流行したりします。ですがなにせ200種類以上もあるため、この風邪はこのウイルスが原因だねーなんて特定するのは極めて難しいようで。
一方インフルエンザもウイルスが原因で発症しますが、風邪とは別の種類のウイルスによるものなので風邪とは別の病気と考えていいかと思います。症状も風邪と比べるとかなり重いですし、筋肉痛とか関節痛とかも伴ったりもします。
いずれにせよ風邪もインフルエンザもどちらも原因は「ウイルス」にあるわけです。
ウイルスはどこから身体に入る?
さて、そのウイルスですが、こいつらはどこから身体に入ってくるのでしょうか?基本的には空気中に浮遊しているウイルスを吸い込んで、そのウイルスが気道の粘膜に付着して感染します。ですがこのウイルスは浮遊しているだけじゃないんです。いろんな物にも付着しています。例えば電車のつり革なんかにも付着していて、そのウイルスが手に移って手から口、そして体内へなんてこともよくあります。
でも手から口っていうけど、俺手を舐めたりしないし指しゃぶったりもしないからそんな手から口にウイルスなんて移らないんじゃない?もちろん手づかみで物を食べるときは洗うよ?でもそんな時以外はそんなに手を洗わなくても平気なんじゃないの?なんて人はいないですかね?いや僕のことですけど。だって実際そうじゃないですかね?いや、そう信じてました。
風邪の予防は手洗い最強!
でもね、今こうやってパソコンに向かってキーボードを叩いてるわけなんですが、ちょっとしたスキに手で口を触ってることに気づいたんですよ。ちょっとした間に肘をついて手を顎に当てたりしてるときに・・・ほら手が口に触れてる!ちょっと気にしてみると驚くほどに手が口に触れてることに気がつきました。
それに粘膜は口だけじゃなくて鼻にもありますよね。鼻もよく触れたりします。もちろん指で鼻をほじったりしたらモロですよ。いや僕はしませんけどね。しませんよ。ほんとに。まぁそれはさておき他にもちょっとした時に目にも触れたりしますね。こういういことから風邪のウイルスに感染する可能性は高いようです。
そこで手洗いですよ、お客さん!ってわけです。
手をしっかり洗いさえすれば、手に付着しているウイルスは撃退できます。これだけで風邪をひく可能性の4割くらいを除外することができるとも言われているようです。
ちなみに手洗いは20秒くらいにの時間をかけてしっかりやってください。もちろん水だけじゃダメですよ。しっかり石鹸も使ってゴシゴシやってください。みなさん手洗いっていうと手のひら同士をあわせてゴシゴシってよくやりますが、手の甲のほうにウイルスが残っていることも多いようです。特に手の甲側の指先なんかは要注意です。指の間とか手首とかもヤバイですね。
まとめ
実際僕みたいに手をそんなに洗わない派の人、意外と多いんじゃないですかね?だって手で口なんか触らないしーって人ですよ。安心しないでください!触ってますよ!ってことです。特に手の甲なんか結構口に触れることが多いですよ?机に向かってボーッとしてる時なんかちょっと気をつけてみてください。手の甲、口に触れてますから。マジで。
いままでホントに物を食べるとき以外は手洗いなんてどうでもいいくらいに思ってましたが、手洗いを疎かにすることがこんなに風邪やインフルエンザにかかる可能性をUPさせていたとは・・・。だって手洗いだけで4割減ですよ?手洗いの重要性を再認識しました。というか初めて認識しました。
というわけで、風邪の予防には手洗い最強!ってお話でした。