ウイルス性のいぼ、やっかいですよね。
これは実際にいぼができちゃった人にしかわからないと思いますが、ホントに治りにくいんです。
僕は最終的にはよくある液体窒素療法で完治したのですが、結局いぼの原因はなんだったのかと。
いや、ウイルスのせいだってことは知ってるんですが、そのウイルスはどこから来てどうして僕に住みついたのかと。いや実際マジで迷惑な奴でしたし。
ちょっと前にウイルス性のいぼが病院での液体窒素療法にて完治したとの記事を書きました。
かなり痛い思いをしたってことをお伝えしたかったせいかダラダラとまとまりのない文章になっちゃいましたが、ま、とにかく完治したってことです。
で、ふと考えてみたんですが、そもそも僕にいぼができたのはどうしてなのかと。
ウイルス性って言うくらいですからウイルスが原因なのはわかりますが、そのウイルスはどこから来て僕に感染したのかと。気になりません?
どこから来たかを考える前にまずいぼを作り出すウイルス君についてちょっとお勉強してみようと思います。
いや「ウイルス君」なんて言っちゃいましたが、気持ち的には「ウイルス野郎」ですが。
原因のウイルスとは?
まずはウイルス性いぼについておさらいしてみます。
ウイルス性のいぼとは文字どおりウイルスが原因で発生するいぼです。
尋常性疣贅とかウイルス性疣贅とか言うみたいです。
疣贅は「ゆうぜい」と読みます。
で、どんなウイルスが原因なのかというと、「ヒトパピローマウイルス」ってやつだそうで。
いぼはこいつが原因で発生します。
尋常性疣贅は・・・
ヒトパピローマウイルス2型・27型・57型の感染で生じる。自分で削ったりいじったりすることでもどんどん増殖し、放っておいてもどんどん増える。
情報源: イボ - Wikipedia
そう、増殖しやがるんです。僕も気が付くと増殖してました。
ところでウイルス性の疣贅には尋常性疣贅以外にも足の裏にできる「足底疣贅」とか他にも別の種類もあったりしますが、原因となるのはヒトパピローマウイルスですが、それぞれその型が違うそうです。
ところで「ヒトパピローマウイルス」って何なのさ?
ヒトパピローマウイルス
ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus:HPV)はパピローマウイルス科に属するウイルスの一つ。ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトにゅうとうしゅウイルス)とも言われる。パピローマまたは乳頭腫と呼ばれるいぼを形成することから名付けられた。
情報源: ヒトパピローマウイルス - Wikipedia
ヒトパピローマウイルスは100種類以上あるそうでその型によっては子宮頸がんの原因となるものまであるそうですが、尋常性疣贅、つまりウイルス性いぼの原因となるのはヒトパピローマウイルスの2型、27型、57型だそうです。
とにかく違う型のヒトパピローマウイルスはあくまで違う型なので、尋常性疣贅の人のウイルスが他人にうつって子宮頸がんになるなんてことは無いのでその点はご安心を。
どうやって感染するの?
さて、大本の原因であるウイルスについてはなんとなく理解したことにして、問題は「そのウイルスにどうやって感染してしまうのか?」ということですよ。
このウイルスは接触することで感染します。
とはいうもののそんな簡単にうつるわけでもないようです。
人間の皮膚は免疫機能もあり結構丈夫だったりするので、大抵の場合はウイルスと接触しても皮膚でブロックされるようです。
ただ、その皮膚に傷があったりすると、その傷口からサクッと侵入、そしてイボ形成ということになります。
ですので、過剰に気にすることもないのかもしれませんが、やっぱり人にうつす可能性がある以上早めに治療したいところですね。いぼがあると女の子と手を繋ぐのも躊躇しちゃいますし。いや、ほんとに。
僕はどうして感染したのか?
photo credit: snowmonkey via photopin (license)
ウイルス性いぼ、尋常性疣贅は接触感染によりウイルスが侵入して発生することはわかりました。じゃあ僕の場合はどこでウイルスの侵入を許したんでしょうかね?
最初にいぼができたのは小指の腹で、自分でイボコロリとかで治そうとかやってるうちにどんどん大きくなっちゃったんですが(これはほんとにダメです。素直に皮膚科に行きましょう)、いつの間にかできてたのでさっぱり記憶がありません。
その後に足の裏に2回出来たのですが、その2回の時をよく思い出してみるとどちらの時もいぼができた1~2ヶ月前に温泉に行ってたんですよ。これ怪しくないですかね?
ウイルスに感染してからいぼができるまでの潜伏期間は1~6ヶ月らしいですし、多分間違いない気がします。
温泉の脱衣所でうつったんだと思ってます。
そう思ってからはもう気になっちゃって宿泊で温泉に行ったときは自分の部屋に戻ってすぐ、スーパー銭湯とかなら家帰ってからすぐに手足をしっかり洗うようになりました。
とりあえずそれからはいぼにはなってません。
足の裏にいぼがよくできちゃう人は気にしてみてください。
まとめ
いぼの原因のヒトパピローマウイルスだったわけですが、こいつに対しては免疫とかできないのでいつの間にか再発生したりします。なので油断禁物。手足の皮膚に傷があるときはとにかくできるだけ傷口の接触を防ぎましょう。
あ、ちなみにヒトパピローマウイルスはヒト、つまり人間同士でしか感染しません。なので愛犬にいぼが移ったりはしません。さらにちなみに犬には「イヌパピローマウイルス」というウイルスがあって、それはもちろん犬同士で感染し人間には感染しません。
しかし、ヒトパピローマウイルス、迷惑なやつ。
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